1/144 F-14 (2) 機体組立
出品予定:12月末
今週の投稿は、1/144 F-14の製作記です。目次は次の通り。
◆コックピット組立・塗装
◆排気ノズルの電飾化
◆機体組立・下地塗装
で進めていきますね。
◆コックピット組立・塗装
前回までは、ここまで製作しています。小さなキットなので工作だけでも密度感が出てくるのですが、もう少しディテールと色彩の情報量をあげて、操縦席の密度感を上げていきたいですよね。
![](https://mikotocraft.com/wp-content/uploads/2021/11/1EDC60BB-E244-4119-9DE1-3057F79F034C-1024x768.jpeg)
まずは、計器盤のフードからです。(↓) 材料は薄物造形時の定番『コピー用紙』を使います。例えば、これをコピー用紙ではなく薄物プラ板を用いてしまうと厚ぼったく、おもちゃ感がでちゃうんですよね。やはりここはコピー用紙一択です(^^)
造形のしかたは、しごく簡単。
・計器盤上面に沿って用紙を瞬着で貼り付ける
・用紙全体に瞬着を浸み込ませ、紙を樹脂状にする
あとはフードの形を整えればOKです。瞬着が浸みて固まっているので、形状の修正は意外と簡単、ピンセットを使って曲げていけば自在に形が決まってきますよ。
![](https://mikotocraft.com/wp-content/uploads/2021/11/D7FC385C-23E1-4D33-AAF7-7971EED1E4A1-1024x826.jpeg)
ではでは、計器盤を塗装していきます。フィギュアの塗装で腕が上がり、この大きさなら楽勝!と思っていたのですが、実際塗装してみると。。。。
う~ん、これが限界です!! (↓)
背景の工作マットのマス目が5mm角なので、各メーターのサイズはφ0.5mm程度です。頑張ってはみたものの、まだまだですねぇ、多少お見苦しい点はお許しください (^^;
![](https://mikotocraft.com/wp-content/uploads/2021/11/13BD086F-B4C4-4A92-8B22-CDE867EDE5EF-1024x988.jpeg)
(↓) コックピットに組み込んでみました。ここまで引いて撮影すると計器盤のディテールの粗さ感が少し薄まりますねぇ
![](https://mikotocraft.com/wp-content/uploads/2021/11/ACCED9E8-6575-49C2-AF4A-58C1AFD85E0E-1024x807.jpeg)
(↓) 更に操縦席を仮乗せすると、こんな感じです。
ここにパイロットが乗ってくるので、塗装表現した計器盤は大半が見えなくなっちゃいますね(笑)。であるならば、こだわるべきは計器盤面ではなく計器盤上面のディテールかなぁ。。。
このあたりは全体製作工程の後半に、塗装で表現を加えていくことにしますね(^^)
![](https://mikotocraft.com/wp-content/uploads/2021/11/FA2915EC-6905-4841-92A8-59F3C35B877C-1024x760.jpeg)
◆排気ノズルの電飾化
(↓) オリジナルキットの排気ノズルは2部品で構成されています。『燃焼室?』っぽい形状の『中子』と、排気ノズルとなる『外子』です。こうやってみると、排気ノズル後縁の板厚がありえない厚みになってますねぇ(^^;
144の尺度感でみると30cm厚はありそう。。。でしょうか。。。
こちらは、あとで削っておきますね(^^;
![](https://mikotocraft.com/wp-content/uploads/2021/11/17A6DEB7-FBD3-444E-B2C5-BC03D324FC69-1024x777.jpeg)
(↓) では、『中子』の『燃焼室?』風な形状部分は、さっくりと切除して、軸心にLEDを仕込み瞬着で固定しておきます。
使用したLEDはΦ3mm (高照度) タイプ、実は16式戦闘車の砲炎用に購入した物が、あと10個ほど余ってるです(^^; F-14の後は何を光らせようかしら。。。
![](https://mikotocraft.com/wp-content/uploads/2021/11/B0400DF2-A431-4A87-9A05-AD96ED033241-1024x887.jpeg)
(↓) ノズル製作に戻りましょう。ノズルを機体側から見るとこんな感じです。ただ、このままだと点灯したときに機体内に光が漏れてしまうため、端子側はラッカー(銀) で塗りつぶしておく事にします。
![](https://mikotocraft.com/wp-content/uploads/2021/11/ACF9B9D4-CA8C-4C79-A103-82995851735F-1024x675.jpeg)
(↓) ノズル側からです、やはりノズルの板厚がチョイと気になるなぁ。。。(^^;
![](https://mikotocraft.com/wp-content/uploads/2021/11/26F47858-7571-4168-8B02-6F8042651A9E-1024x709.jpeg)
(↓) ではノズルをを機体に仕込んでいきましょう。各ノズルのLEDは並列接続としています。ご存じの方もおられるかと思いますが、LEDの直列接続は推奨されていません、LEDの個体差により供給電流がバラついてしまい、その結果、LEDの寿命が短くなるようです(^^;
せっかく落札頂いたのに、受取り後すぐLED球が切れてしまったら、落札者さまに申し訳ないですからね。
![](https://mikotocraft.com/wp-content/uploads/2021/11/856A1BE6-3D30-40C2-BEA0-362F67EEFAAA-768x1024.jpeg)
◆機体組立・下地塗装
(↓) ではでは、全体を組上げてみますね。。。
ん? 後退翼が後退しきれていないなぁ。。。胴体から主翼前縁のラインは一直線になって欲しいのに、よく見ると、少し『く』の字に。。。
更に主翼前縁の段差も気になりますね(^^; 一方、主翼開の状態は、こんなもんでしょうかね。
![](https://mikotocraft.com/wp-content/uploads/2021/11/0805B294-1B74-4816-B791-5DE643D29438-768x1024.jpeg)
![](https://mikotocraft.com/wp-content/uploads/2021/11/C0C7EAE5-116A-40F7-B9FF-48588DAE7B06-768x1024.jpeg)
今回は射出直前の状態を再現したいため、主翼開状態で固定してしまいます。それでは、下地塗装を行っていきますね。あっその前に表面を整えていかないと。。。
今週の投稿は以上です、それではまた。