1/48 サボイア S.21 紅の豚 (2) 主翼の制作

出品予定:5月頃

前回は胴体の外板カットまで行っているので、今週は主翼のカット状態を制作していきますね。この主翼のカットモデル化は構造美の見せどころとなるので妥協する事なく進めたいものです (^^)

さっ、頑張ろ!

( ↓ ) まずは、キットをそのまま活用し主翼平面の輪郭をトレースしていきます。これで主翼を切除した後でも主翼のラインを崩さずに主翼外形を復元できますね (^^)

続いて、このトレースした平面図に前桁・後桁 ( 主翼付け根から翼端まで貫通する構造材 ) を描き込んでいきます。主翼内部の構造は『映画の主翼図面が出てくるシーン』や『凄く精巧に再現されているミュージアムモデル』などを見て検証してます。

ところで、この桁材ですが主翼の曲げ過重に耐えられるよう何本も遠しているのかと思いきや、意外と少なくて前・後の各1本づつなんですねぇ。劇中を見ると外板には金属板を用いているようなので構造体全体の強度でみればソコソコ剛性は確保されているでしょうね。あっ、そういえばこの機体、架空の設定でしたね(^^;

話がそれましたが、続いて翼型を形作る主リブについても、平面図上に併せて描き込んでいきます。どうもこのリブはパネルラインの直下にあるようなので、キットパネルラインの位置を参考に平面図上に記入していきます。

( ↓ ) では、前桁・後桁を作っていきましょう。まずは 1.5mm厚プラバンを切り出して、前後の桁をそれっぽく作っていきます。桁の幅は、主翼の厚みが中央から端面にいくに従って細くなっているようなので、ノギスで主翼の板厚を測りながら、この桁の幅も翼端に向けて徐々に細めていきます。

で、次に主リブを製作し前後桁に接着していきたいところですが ( ↓ )、意外に後退角を保ちながら桁と主リブを一発で形作っていくのは、なかなか大変な作業になるんですよね。作っているうちに桁の平行が崩れたり、歪んでしまったりと、色んな所に気を付けながら組み上げないと恐らく失敗してしまうでしょう。

ここは、ちょっと遠回りとなるかもしれませんが、まずは前後桁の間隔を一定に (平行に) するための、仮付けリブを前後桁間に接着しておきます。

この仮付けリブ、同じ長さのプラバンを切出したいたって簡単なものです。最終的には主リブと竜骨を接着後に全て取り外しますが、それまで全体の形を維持するための役割を果たしてくれます。

( ↓ ) ようやく、主リブの接着です。あっ、あらかじめ翼型に作ったリブ作ろうなんて考えは一切ございません (笑) 。 すこーし大き目に作って後から翼型の輪郭に似せて削っていくので十分! なんせ、全て現物合わせの一品ものですので。。。

言い忘れましたが主リブについては、予め軽量肉抜き用の穴を開けておきます。完成形ではこの穴の中を操舵用のワイヤーが取っていくんですよねぇ。これはなかなかカッコ良いかもです。

( ↓ ) 先ほども記載した通り、左翼側のカットモデル (構造体) は、オリジナル主翼との現物合わせで作りこんでいくため、早々にキットの主翼 (中央部 ) に差し込んで固定していきます。こうすれば元の主翼の外形や、翼型を参考にしながら、その延長上で主翼内部構造を作り込めますからね (^^)

うん、後退角も合ってて、これなら主桁と翼に一体感を感じられます。

( ↓ ) ここで、前後桁と主翼の差し込み口はエポパテでしっかり固定しておくことにしましょう。これで前後2本の主桁取付部に剛性が確保でき、製作中の事故で間隔が広がったり、捩じれたりするのを予防する事ができます。

『えっ、そこ埋めちゃうと、主翼の構造体の隙間からエポパテが見えてしまうのでは?』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはご安心下さい。主翼と桁の境界部分には外板を貼り付ける予定です。こうすれば、エポパテも隠れるし、ごく薄い外板が主翼構造体を覆うさまも再現できますからね (^^)

あっ、ちょっと桁の見た目が粗雑なのはお気になさらずに、後々修正していきますので。。。(^^;

それでは、一旦作りかけの主翼を取り付けて見て全体感を掴んでみますね。

うん、、、そうですねぇ。

主桁の幅が太いねぇ、桁だけ異様な存在感。。。まっ、これは削りこんでいきましょう (^^;

( ↓ ) 平面写真です。。。

まだ桁のみで主翼の輪郭が表現できていないので、見た目は少し寂しいかなぁ。

主翼制作は、思いのほか手間がかかりそうですねぇ。でも何とか次回の記事で完成形をお見せしたいところです。それでは、また!

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