1/48 16式機動戦闘車 (6) 車体製作 その4 (艤装他)

◆出品予定:9月

砲炎の電飾化の続きなんですが、いまいち結果がついてきていません(^^; 今週の投稿は、完全なる失敗ネタですが皆さんにご紹介しておきますね(涙)

という事で、目次を
◆砲炎の電飾 (失敗!)
◆タイヤの変更
◆車体の艤装
で進めていきますね。

◆砲炎の電飾 : 前回投稿にも記載しましたが、実際の射撃時に砲口から吹き出る砲炎は大きく二つ発生しています。

ひとつは『マズルブレーキから後方に噴出する炎』
もうひとつは『砲口から前方に噴出する炎』
の2つです。

この二つの砲炎の再現していく中で、
まずは『後方に噴出するマズルブレーキの砲炎』に挑戦してみます。。。

さて、光源となるLEDはマズルブレーキ部付近に上下左右の、計4方向に配置する事とします。

(↓)まずは、(+)(-)の各端子を銅リングで並列で繋いでいきます。土台の白い団子は治具代わりの紙粘土です(^^;

(↓)右がハンダ付完了、随分とハンダ盛りが汚いですが味見トライなのでお許しを。。。

完成したLEDブロックを砲身に付けた状態が(↓)の写真です。

だいたい思い描いていたイメージ通りの配置になっています(^^) 。写真の銅管(砲身)自体が(−)電極で、 中心の銅線が(+)の電極になっています。なので、この銅線からの(+)側の銅リングに接続すれば点灯するはず。。。

と、ここまで制作を進めてきたうえで、いまさらながら、本当に光量が十分なのかなぁ?』という不安が、ふと頭をよぎってきました。。。

そこで、今回LEDを取り出した物と、同型の懐中電灯 (実は2セット買ってます) を使って光量確認をやってみたところ。。。

不安は的中。。。(^^;

(↓)左側が今回の懐中電灯に綿を載せたもの、砲炎となる綿の中心のみ明るく照らされていますが、外周部分が光が及んでいませんねぇ(^^;

おそらく、9灯を一方向に集中点灯してもなお、この光量レベルなら4灯を分散点灯するのみならお茶を濁す程度の光量かと。。。

あ〜、これじゃあダメだ! _| ̄|○

ちなみに(↓)右側は別の懐中電灯です。私のイメージはこれです、もう全然違いますね。

せっかく4灯ユニットを作ったのですが作戦失敗です。。。次の方策を考えてみます。それでは、また。

◆タイヤの変更:
前回までの足回り組立の投稿ではキット付属の『ゴムタイヤ』&『ホイール』を仮付けしていましたが、別途買っていたレジンパーツへの置き換えを進めていきます。

レジンに変更する理由ですが、ゴムはいずれ加水分解を起こし落札者様での長期の鑑賞に堪えられない恐れがあるため、できるだけ安定した材料にしたかったからです。

加水分解って聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、ゲーム機のコントローラのゴムパッドなんかは、使っているうちに『ネバネバ』してきますよね。。。そう、その『ネバネバ・ニチャニチャ』が加水分解です(^^;

さて話を戻して、キットオリジナルのホイールは、(↓)の通りΦ4.5mmの車軸に挿入されて取り付けられます。

一方、レジン製タイヤの挿入部分は(↓)一番左のように穴が埋められている状態となっているため、車軸貫通用のΦ4.5mmの穴を追加工していきます。とは言っても、Φ4.5ドリルで一発抜きでは芯がズレるため(絶対に失敗する自信あり(^^; )

(↓)のようにΦ0.6 , Φ2.5 , Φ4.0 , Φ4.5と順に穴を拡大していきます。こうすればドリルの先端角が常に前に開けた穴の中心を辿っていきますので、失敗することはまずなくなります。

少々、時間が掛かりますがここは慎重に。。。(^^)

(↓) では、仮組みです。いい感じですね

次は、タイヤ側面の中央から放射状にモールドされている凸部を除去していきまましょう。

(↓)の左が除去後です。。。所要時間:15分。 タイヤは8個あるので2時間かぁ(^^; これは連続8個加工するのは避けた方が良さそう。。。

私の集中力を持続法はというと。。。
固定された単純作業が繰り返されない事。

これだと、モチベーションが下ってしまって、作業の後半戦に突入すると同じ作業を、同じクオリティやっているように見えますがどうしても雑さが出てきてしてしまうもんなんです。

なので、このタイヤ削り作業については連続で行うのはやめて、制作の合間合間でこの作業を行っていきますね。(これ、意外と大事かも)

◆車体艤装:
ところで、この車両の外板パネル部には(↓)写真(左) のような小さなフックがやたらついています。

一方でキットでの表現は(右)のように凸モールドが施されているのみですよね。完成時の情報量を上げるために、これを金属線に置き換えて行きたいと目論んでいます。

ただ、こちらのモールドの径はΦ0.2mmで極細であり、さらに車体全体での個数も40個ほどあるため、労力と効果が見合ったものなのか見極めておきたいところですねぇ。

という事で、影響が少ない部位で味見トライを行ってみます。

まずはΦ0.2mmの銅線を取付てみて(↓) 。。。うーん、ちょっとモッサリしているかな?ここに塗膜がのると更に太く見えちゃいそうです(^^; うん、やっぱりこれはなしだわ!

次に、Φ0.1mmの銅線を取り付けてみて。。。

こちらは存在感がなさすぎだし、表面からの出代も大げさすぎるし。。。うん、こちらもないかなぁ(^^; ちなみに所要時間は『15分/ヶ所』かかっています。

という事で。。。

このサイズのモールドの金属線置き換えはやめておき、塗装表現で取手の出代感を表現するに留めておきますね。

検証は終わったので、味見トライ部分は延ばしランナーで元に復帰しておきましょう。うん、OKかな?

実はこの類の取手、前述のサイズよりもう少し大きい取手を用いている部位が、更にいくつか存在します、(↓)の矢印部がそれです。車体全体で見渡すと15カ所くらいかな?

さすがに、このサイズ取手を凸モールドのままにしておく事は避けたいので、この部分のみでも金属線に置き換えることにしましょう。

(↓) のようにΦ0.2mm銅線にそれぞれ置き換えました。

どうでしょう、実機の見え方に近づきましたね、いい感じです。それにしてもペリスコープの輪郭にエッジが効いていないのが気になるなぁ。。。作り変えようかしら? 。。。

で、結局はこんな感じで制作時間がどんどん伸びていくんですよねぇ(^^;

車体組立(艤装)編は以上です、それではまた。

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