1/48 三菱 F-1 (14) ウェザリング塗装 その2 ・細部塗装 その1

◆出品ターゲット:1月2日夜

◆ウェザリング:前回のその1にてウェザリングを行いましたが、全体的に弱めだったので更に追加します。特に強調したいのは退色表現です。そももそこの機体の迷彩色は『レドーム』『濃松葉色』『薄松葉色』の3色で塗られていますが、退役間際に撮影されたであろう実機の写真を見ると『濃松葉色』の退色が著しく、これがこの機体の見せポイントかなと思っています。ちなみに『濃松葉色』とは操縦席後方上面に塗られている色のことです。少し茶の入った濃いめな色ですよね。退色表現としては、この『濃松葉色』で塗られた各パネル単位での中心部に白色を乗せて魅せていきます。前回、退色用塗装ツールとして用いていた色エンピツはやめ、タミヤウェザリングマスターの『スノー』をこすり付けて同様の退色感を出してみました。

少し話はズレますが、汚し塗装×使用ツールでのアクセントのつけ易さで比較すると、『色エンピツ:線描き系の汚し』『ウェザリングマスター:面塗装系の汚し、または角部の部分表現』のような使い分けが良さそうですね。今回ツールを変えた事で色エンピツでの退色表現に比べて格段に早く処理を終わらせることができました。

やはり、これくらい色合いの差があると退色が進んだ感がでますね。やっと納得のいく状態に近づいてきました。

併行して作成していたASM-1,燃料タンクも一緒に撮影。ASM-1も同じように退色しています。ミサイル単体でみると赤の発色が弱まり過ぎかなと見えるのですが、機体の雰囲気と合わせて見てみると丁度良い統一感で収まりそうなので、このままとします。

パイロン部とスピードブレーキユニット内部です。実はスピードブレーキ本体とアクチュエータの制作はこれからなんです。よし、頑張ろう。

このアングルの撮影は結構何度もしているのですが、色分けシートを乗せるとリアル度合いとモチベーションが上がるので、また乗せてみました。前回剥がしてしまった側面デカールも貼り終えていますよ。

ウェザリング(その2)、細部塗装(その1)は以上です、それではまた。

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