1/48 16式機動戦闘車 (4) 車体製作 その2

◆出品予定:9月

先週に引き続き今週も、足回り中心に制作を進めていきますね(^^)

今週の目次は
◆足回りの製作 (続き)
◆電飾トライ
となります。

◆足回りの製作 (続き)
さて、前回は車体をロールさせるための上下アーム部品の下準備までは終わらせているので、この独立懸架部に車軸を付ける工作を行っていきます。。。

これが結構、鬼門のような気がするなぁ(^^;

まずは、上下アームと車軸に繋がるリンク部品(名称はナックルだと思いますが。。。)を手作りします。

①キットのランナーを切出しドリルで穴を開けておき、続いて0.5mm銅線を用いて『車軸』『上下アーム』に繋がる3軸を接着固定します。
② 同時に各アームにも0.6mm穴を開けておきます。
③ナックルから出ている銅線を、『②』で加工した上下アームに通せば準備完了です。

あとは、全体のバランスを見ながら左右アームの傾きを微調整します、連結に銅線を用いているため少し力を加えてあげれば『アーム上下』『柁角』の微調整は簡単に出来ちゃいます。これは、いいね!

たぶん、この微調整代がないとロール・柁角をもたせながら8輪ものタイヤを接地させるのは、おそらく気の遠くなるほどの時間が掛かってしまうでしょうね(^^;

それでは、一旦タイヤを仮組みし様子を見てみましょう。

いい感じでロールと柁角が付いていますね。なんだか無人戦闘車両みたい(笑)。前輪の確認が終わったら、同じように後部4輪についても制作していきます。こちらは柁角がないので意外とラクチンでした。

それでは、車両に取り付けてみましょう(↓)。
全体バランスの確認がてら砲塔も仮付けしてみます。

うん、いいですね!

ロール・柁角が付いたことにより構図に動きが出てきました(^^) 砲身の向きは砲炎光の当たり具合を見て決めていきますが、ジオラマが完成した時の構図全体のバランスから見ても、この角度が丁度良いような気がしますね。

構図のバランスなんてカッコいい言葉を使っていますが、大した事を考えていませんので悪しからず(^^;

例えば(↑)の写真をジオラマを見る方向とした時に

目に入る情報が『左側:車両 』『右側:砲炎』『中央:光を反射する水面・ペリスコープ・巻き上げられる泥』となり、これら情報の分布に偏りがないかな?っと見ているだけです。。。

多分、プロモデラーの方なら、この時点ですでに3次元で完成した絵を頭のなかでグルグルと回せているはず(笑)

さてさて、もう少しサービスショットを掲載しておきます。
どうでしょう? ロールと急制動による前傾がうまく現わせているでしょうか?

仮組みをおこない独立懸架部の位置は凡そ確定したので、次に足回りの強度を上げていきますね。

前段で説明したとおり、各接合部は0.3 or 0.5mm銅線で連結しています、ただ微調整をさせるために各連結部は密接せず、銅線だけでつながっている状態のままにしています。剛性感で見るとちょっと心もとないですよね。

一方、これから砲炎に電飾を追加することで砲身の自重が増える事が想定されます、この重量増によって結合軸の銅線が、経年変化でヘタリを起こさぬよう連結部をエポキシパテで埋めることで各部の強度をしっかりと上げておきます。

これなら、ずっとジオラマを楽しめますよね(^^)

◆電飾トライ
さて、ここからは話は変えて電飾のお話です。

今回のジオラマで私が描きたい砲炎のイメージは(↓)このの感じ。

映像は砲口から曳光弾が射出される一瞬を捉えているので、眩いばかりの砲炎光が発せられています。ほんと地表まで照り返すような強烈な明るさですよねぇ。。。

一方で、こちらを再現すべく私がアマゾンで購入したLED照明は。。。
(↓) こんな感じ。。。

えっ! 暗くない?。。。ぜんぜん眩くないですねぇ(^^;

あらら、さすがにこれはイケてないなぁ。発光源の選定からやり直しかぁ。。。どんな光源が良いのか、もう少し調査を進めていきますね。
(光源の選定検討、これはこれで楽しいかも)

<当日夜の追加投稿>

夕飯の材料の買い出しついでに、100均に立ち寄ってきました。発光源の材料、ありましたよ!! LED懐中電灯です!! (う~ん、このくだり隼の時にもやったような気がするなぁ。。。学習してない(^^; )

さて、本体は(↓)こんな感じ、これが100円で買えるなんて、本当に便利になりましたねぇ(^^)

それでは早速分解していきましょう。

LEDは合計9個、これらが基盤に直付けになっています。こうやってバラすと意外とシンプルな構成になってて、無駄な部品を極力抑えているのが伝わってきます。ホントよく考えられていますね。

LEDが直付けされている基盤の裏側はこうなってます(↓)

各端子の役割はと言うと。。。
◇最外周:(-)端子・・電源(-)に接続
◇外から2番目 : LED (-)端子
◇外から3番目:LED (+)端子
◇中心(スプリング部):(+)端子・・電源(+)へ
◇外から3番目~中心端子の間:抵抗(15Ω)
のようですね、基盤もかなりシンプル!

肝心の明るさはというと。。。(↓)おぉ!申し分ない明るさです!! 
白色になっているのは着色すれば良さそうです。

うん、これはイケる(^^) あとは、これをどう砲身先端に配置するかですね。

車体組立(その2)は以上です、それではまた。

<7/27早朝。。。>
もう少しリアリティのある写真が撮れないかなぁと思い、色々アングルを変えてみました。『少し接写気味』&『人の視点の位置』を意識して撮影したところ、グッと見え方が変わりました。魅せ方って大切ですね(^^)

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