1/48 三菱 F-1 (11) 墨入れ塗装

◆出品ターゲット:12月20週 ← もう無理です。。

◆墨入れ:墨入れ前にラッカークリアで全体を塗装します。ここでラッカークリアつや消しでなくラッカークリアとした理由ですが、つや消し塗装面に墨入れすると塗料がつや消し面の凹凸内に残留し全体が黒くフィルターが掛かるようになってしまい、これにより見た目が薄暗くなる事を避けるためです。この工程では墨入れのみ入れば良く、ラッカークリアーにする事でスジボリ部以外の墨入れ塗料すごく拭き取り易くなります。少し話はズレますが、下の写真、クリア塗装面が凄くナシ地になっていますね。これも後で修正します。

①タミヤ墨入れ塗料でスジボリ部に墨入れをしていきます。塗料がいきわたったらエナメル溶剤に浸した綿棒をティッシュで一旦拭いた後に、そっと全体をぬぐっていきます。

②溝が浅く墨入れ塗料が思いのほか、残っていない時は再度墨入れし同じようにぬぐっていきます。

上面・下面の仕上がりはこんな感じです。う~ん、少し墨入れが目立ってうるさい感じがしますね。迷うとこだけど最終的にはクリアつや消しと拭くことで均一な明るさに戻るので、一旦これで良しとします。

裏面もこんな感じです。どうでしょう?

そういえば黄色の部隊マークですが、ラッカークリア吹き付け時にシルバリングを起こしかけました (^^;  だからと言って塗装直後にすぐさま触ると修復不能な大惨事になってしまいます。ここは落ち着いてそのまま放置。クリア塗装面が軟化を保った状態で乾燥し始めたタイミングを見計らいティッシュでそっと押し付け、難を切り抜けました。復旧できて一安心です。

前段説明した表面のナシ時は100均で買ったメラニンスポンジで表面を軽くこすって平滑にして行きます。こすり始めて暫くすると『キュッキュッ』と音が変わるのでこれが『平滑になったよ』の合図。塗装面どうですか?キメが細かくなってますよね?

私レベルが言うほどのものでは無いのですが、塗装面の粗さはスケール機をリアルに見せるためには大変重要と思っています。表面が平滑であればあるほど見る人の目はスケール感を錯覚してくれるのですが、表面が荒れていると錯覚する事はありません、だって実機の表面には砂粒大の凸凹なんてないですもんね。

なので、塗装後にはティッシュで擦ったり、このメラニンスポンジで擦ったりと一旦荒れた塗装面を滑らかにし次の塗装に入るようにしています。これが時間がかかる元なんですけどね(笑)

墨入れ塗装は以上です、それではまた。

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