1/48 16式機動戦闘車 (7) ヘッドライトの電飾化 その1

◆出品予定:9月末頃

先回に続いて電飾制作を進めていきますね。。。電飾ではなく車体制作の進捗を期待されている方には大変申し訳ないのですが、しばらくは電飾ネタにお付き合いをお願いします。

さてさて、砲炎の再現のために幾つかトライ品を作って再現実験を行ってきたわけですが、なかなか上手く行かないですねぇ(^^; 今までの試作品は。。。

Ver.1 : 抵抗1個で4灯並列点灯 (案) ・・・NG
LED個体差で発生する発熱(電流の偏り)を避けるためには、抵抗×LEDは直列接続が好ましく、Ver.1は『発熱』、そもそも『光量が足らない』状態のためNG 。

Ver.2 : 抵抗1個で2灯直列点灯 (案) ・・・NG
直列2灯であればLED個体差の偏りの影響を受けず通電仕様としては問題なし、ただ抵抗1個×LED直列2個の組み合わせを、点灯部に仕込む必要がありゴチゃり感が増大してしまいました(^^; 更に全体的に作りが雑なので、やっぱりNG

◆砲炎電飾(最終Ver):これら2つのトライを受け最終Verを制作していきます。(↓)まず(-)端子となる銅板は0.1→0.5mmへ厚みUPします。これでユニットの剛性も高まりますね。併せてLEDも直列で2個ハンダ付けしておきます。

この直列2灯×4セット分の計8灯のLEDを銅板ハンダ付けし、更に各直列LED(2個)に抵抗1個を取付けました(↓)。この時の抵抗値は180Ωにしています。というのも電源は9V乾電池を用いて、かつ25mAを2個のLEDへの供給するようにしたいためLEDを点灯させるには、

( 9V / 2個) / 0.025A = 180Ω  にする必要があるからです。

ここで、いったん銅板をさらに(-)端子の役割をする砲身に仮付けしてみました。

うん、上手く収まりましたね(^^)ちなみに砲身の直径は、キットの砲身の直径に合わせたΦ3mmのサイズです。写真に写る銅板は結構大きく見えますが、実際のサイズは□20mm程度。。。結構小さな世界なんです(^^;

それでは、点灯トライです。おおっ! 狙っていた明るさがでてますね(^^) 。砲炎の代わりとなる綿を被せた状態でも光量は維持できています。

これだけの光量があれば、たぶん砲炎の光が『地面』『車体』を明々と照らしてくれるでしょう。良い感じです!

紆余曲折を経ましたが、ほんの少しづつ、実機の砲炎(↓)に近づいてきている感じがします(^^)。では課題解決の方向性は見えたので砲身製作は、一旦中断し残りの砲口側のLEDユニットは後ほど作っていきますね。

◆ヘッドライト電飾:細かな作業が続きますが、こちらも進めていきます。

ヘッドライトは片側が縦配列の2灯となるためそれぞれに2灯づつLEDを埋め込んでいきます。このLEDの固定は予めプラ板で裏蓋を作っておき、こちらにLEDを固定したうえで、この裏蓋をリフレクター部に接着するようにしました。

裏蓋の固定ができたら、正面側よりUVレジンを滴下しておきます(↓)。こうしておけばヘッドライト内でLEDチップが浮き上がったり、傾いたりする事が防げますね。

(↓) 左側がUVレジンを滴下した部位です。あれっ? 良く見ると表面張力でレジン溜りの外側/中央で凹凸ができていますねぇ。リフレクタっぽく見えて、ちょっとカッコいいぞ(笑)

◆テールライト電飾:こちらもヘッドライトと同様にLEDを仕込んでいきますね。

さて、先ほどの前後パネル部を車体に付けています。どうしょう(^^;

こうなると車幅灯も点灯させたくなっちゃいますねぇ。 ここ部位を点灯させるには、やっぱり光ファイバーか。。。100均に売ってるかな?

電源と接続すると。。。


そう、これこれ!イメージと同じ! 良かった~無事点灯して。重かった課題がクリアできて正直言うとホッとしてます。でも、やっぱり車幅灯は要りますね(^^;

テールランプ側です、ウィンカー、バックライト部に赤色が滲んでいるところも改良が要りそうですね。

電飾化製作は以上です、それではまた。

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