1/48 三菱 F-1 (7) 迷彩塗装 その2
◆出品ターゲット:12月第2週←来週12月4日に延期要否を決めます。
◆機対塗装:続けて機体塗装を実施していきます。①1色目の塗装済み範囲をマスキングテープで覆っていきます。②迷彩の境界部(曲線マスキングを貼り付けたアウトライン部周辺は1色目塗装色のはみ出しによりマダラ模様が消えてしまっていますので、再度マダラ塗装をしていきます。
③マダラ塗装後、2色目の境界線を色エンピツ白で書いていきます。下の写真で薄っすら書かれているのが見えますでしょうか?すこし脱線ですが、この境界線を描いていて思うのは、迷彩の繋がりが凄く考慮されているという事です。上面から見ても、側面から見ても、斜め上から上面・側面を見ても、どの角度からも迷彩色の境界が3次元的に繋がっているようになっており、まさしく絶妙です。この機体の迷彩塗装を進めながら、迷彩デザイン考案者の試行錯誤に思いを馳せつつ迷彩塗装を進めていきます。
④2色目塗装です。ラッカー(319) 薄松葉色+ラッカーレドームを9:1で混ぜ機体に塗装していきます。こちらも先ほどの色エンピツの線を少しはみ出る程度に全体に薄く、ベースのマダラ塗装が残るように塗装します。
⑤3色目との境界をまた曲線マスキングテープで作っていきます。境界線の貼付け量が2色目の時より少ないので、作業時間は短くてすみました。助かった!
⑥垂直尾翼の迷彩塗装は少し入り組んだ塗り分けになっているので、1色目の輪郭線の流れに沿うように2色目の輪郭線を貼り付けていきます、3色の塗装を終えマスキングを剥がすまでは、どうなっているか分からないためワクワク半分、心配半分ってとこでしょうか。
⑦3色目塗装前にも先ほどと同じように境界付近のマダラ塗装をしていきますが、2色目の塗装色が下地色で残っているとマダラ模様の出方が弱くなるかもしれないので、2色目のはみ出た部分をラッカー グレー(機体下面塗装色)で塗りつぶしたのちに、マダラ塗装をしていきます。
⑧3色目塗装です。ラッカー(320) 薄松葉色+ラッカーレドームを8:2で混ぜ全体に塗装します。2色目と同じ、3色目にも1色目のレドーム色を増せるのは色彩の統一感を出したいからですが、これは好みに分かれますよね。後ほどフィルタリングをすれば一体感はおのずと出るかなと思うのですが、ベース塗装時に際立った色合いのギャップを生みたくないので、私はこの手法を結構使っています。
迷彩完了後の全体です。良い感じですね。
垂直尾翼の3色迷彩の繋がり(カギ?のような迷彩模様のところ)も上手く表現できていて、格好良いです。
マダラ模様の透けた状態です。少しうるさい感じがしますが、フィルタリングすれば馴染むかな?これからデーカール、ウェザリング工程、退色表現の各工程を経ればより情報量が増えて、より素敵になりそうです。
機体塗装 その2は以上です。次は、他の細かな塗り分け部分と、デカール貼りに入っていきます。