1/48 隼Ⅱ型 (4) コックピット製作 その2

◆出品予定 : 4月中旬

計器盤の制作に移ります。計器盤の表現においては、計器盤デカールが含まれているため、これを貼付けて表現するやり方も選べるのですが、計器盤パーツのメーター部分には↓写真のとおりとても精密に目盛り・針がモールドされています、これを活かしながら、且つ多色での色分けによりデカール以上の情報量を与えたいとの思いで、あえて塗装で表現する事としました。

①まずベース色としてジャーマングレー(ラッカー)を塗ります。モールドを潰さないようエアブラシを用い塗膜の厚みを抑えるようにします。

②メーター類を黒(ラッカー)で塗装します。こうする事でメーター類が少し強調できます。③黒塗装後に、一旦全体をクリアー半艶消し(ラッカー)で上塗りしておきます。このあと、さらに細部塗装していくため、こうしておくと下地色との混色を避けられるためです。特に赤系が濁ってほしくないですからね(^^;

④クリアーが乾いたら、目盛り・針を白色で塗装していきます。一部メーターには赤色も差し、色映えするように(^^)。

各メーターの外枠や中央の無線機も実機の写真を見ながら塗り分けを行なっていきます。メーター外枠が真鍮製だったので、ゴールドで塗ってみましたが少しキツめだったかな?

息を止めるような細かい塗り分けが続きます。でも何か特別な道具を使っている訳ではなく、大体はこの極細面相筆 1本で塗れています。と言っても当然失敗するので、色の滲み・ズレが発生ししだい、乾燥後にタッチアップを繰り返していくのみです。忍耐力が問われますね(^^;

⑤側面、床面の補機類にワイヤリングを追加します。ワイヤリングは線径が異なる2種の銅線を使って強弱をつけてみました。銅線部はプライマーを塗ることを忘れずに。。。それでも塗膜の定着が弱いような気がしますねぇ。プライマーを変えるべきか、表面をヤスるべきか、一度トライをしてみたいですね。

⑥機内色を塗装します。中島用の機内色がMr.カラーで存在するのですが、買い忘れてしまっているので、青竹色+クリアーイエロー(ラッカー)を混色し、それっぽい色にしました。少し明るめのように思えますが、操縦席の開口部から操縦席に入る光量は少ないので、明るめくらいが丁度良いかなと思ってます。

⑦計器盤を架台に接着します。うん、良いですね(^^)。

残るは、◇各メーター部へのクリア差し(照り返しが悪ければクリアレジンを使ってみます) ◇フットペダル+ワイヤリング追加 ◇シート・シートベルト取付 ◇補器類の再細部塗装  くらいです、もう少しかかりそうですね。

コックピット組立-その2は以上です、それではまた。

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