1/144 F-14 (9) 兵装製作

出品予定:未定 (今回は、ちょっと出来が悪すぎるため出品は控えさせて頂きます (^^; )

さてさて、2週にわたり、お休みを頂きましたがこの遅れを挽回すべく、ネジ巻いて製作を続けていきます。今回は兵装関係の製作です。

前回の記事『増槽製作』でも述べましたが、そもそもオリジナルキットは安価で販売されているが故に、兵装類はどうしても貧弱になっています。まぁこれは止むを得ない事ですよね。

ちなみにキットに付属する兵装は
・AIM-9L サイドワインダー
・AIM-54 フェニックス  のみとなってます。

これを、組立図の指示に従って取付けてみた結果が ( ↓ ) こちらです。う~ん、やはり少し情報量が足らない感じかなぁ。私たちが実機写真で良く見るF-14は翼下に兵装・増槽がタップリ懸架されているのが多く、機体下面の密度感と情報量はなかなか圧倒されるものがありますからね。

これはさすがに頂けないかな。

それでは、実機では、どのような設定になっているかを確認してみましょう。
( ↓ ) こちらは 1/72 F-14の組立説明書に記載されている兵装例です。

なるほど。。。

実機写真では見たことがなかったため、イマイチ信じがたかった『主翼下へのフェニックス懸架』も設定としてはありなのか。でもこちらにも記載があるAMRAAMがないのは、やはり少し物寂しい気がしますね。

( ↓ )それでは、オリジナルパーツがどのようなディテールになっているか見て見ましょう。

うん、フェニックスは良いですよ。ミサイルの動翼も薄め仕上がってて繊細です (^^)。

一方でサイドワインダーの方は。。。。こちらは、かなりモールドがラフかなぁ、スケール尺度に換算すると動翼の厚みが15~20cmくらいになっちゃいます (涙) ミサイル自体のデザインはそこそこなので、少し勿体ない感がありますね。

ヨシ、サイドワインダーは潔く自作する事にしましょう。

◆ミサイル類の製作
( ↓ ) まずは一体成型されているサイドワインダーとサブパイロンを切り離して、主パイロンに固定しておきます。

続いて、ミサイル本体の製作です。。。

ミサイル本体は、もちろん延ばしランナーで製作です。そう、節約モデラーはプラ棒なんて買えません!(笑)

このミサイル本体、スケール尺度同等の直径を狙いつつ、軸上の各部の直径を均一にし、且つその出来のパーツが左右2本必要となるため、一発で仕上げることははなから無理との考えのもと、合計4本の延ばしランナーを製作し殊玉の2本を選別しております。

それでも径が不均一となっているところは、リューターでクランプし回転させながらヤスリを当てて修正。。。

やっと形になりました(^^;

( ↓ ) 次に、固定翼・動翼の製作です。

こちらは市販の0.3mmプラ板を用いても、やや厚ぼったく見えてしまうでしょう。というのも、この0.3mm厚に塗膜(両面) 乗ると0.35mm程度となり、これを実機換算すると50mm厚相応の固定翼となっちゃいます。これってやっぱり厚めですよねぇ。

こういう時は、やはりコピー用紙!!

使い方は簡単、あらかじめコピー用紙に低粘度瞬間接着材を浸み込ませておき樹脂化しておきます。あとは通常のプラ板工作と同じように切り出して瞬着などで本体に固定していくのみ。固定後の成型もニッパーでパチパチと切断していけば良いので、楽ちんですよ!

( ↓ ) 完成です (^^)
エッジが立った、キレッキレの固定翼・動翼になりましたね!

( ↓ ) でも、よくよく完成品を観察すると、実際のサイドワインダーとは似ても似つかぬ動翼の位置に固定してしまっております。これは失敗。。。はい、やり直し!

( ↓ )こちらも、他のキットの取説を参考にしましょう。
なるほど、動翼の位置はもう少し後ろか。。。それに固定翼と比べても随分大きさがこじんまりしていますね。

( ↓ ) 上が失敗作、下がリベンジ作です。どうでしょう、少しマシになりましたか?

( ↓ ) AMRAAMも製作し、兵装類を機体前面にズラリと並べるあるあるショットで撮影。
う〜ん、まっ、良くもなく悪くもない感じですね (^^;

( ↓ ) 一旦撮影ブースにいれて、テスト撮影してみました。
全体的に悪くはないのですが。。。でも売り物にするには少しはばかれる出来のような気がしてきました (^^;
悩むところですが、こちらはヤフオクにあげる事は断念し暫く放置ですネ (涙)

またいつの日か、モチベーションが回復したら再度取り組んでいきますね。
それまで一旦中断!!

で、実は次のキットの製作を進めてるんですよ。。。サボイヤ S.21 (ポルコロッソ)。


次はこちらの記事を投稿しますね、それではまた!

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