1/72 Yak-15 (PMモデル) レビュー
今週末は仕事が入ってしまったため、『積プラレビュー』とさせて下さい。
今日のお題は。。。『Yak-15』です。
「また、マイナーな機種を選んだねぇ」(^^; というお声が聞こえそうです。
そうなんですよ。。。以前もお話したかと思いますが、私にとってのキット仕入れ先は、だいたいが近所のリサイクルショップです。このキットはそこでほぼ捨て値で売られてたんですよねぇ。
当然、捨て値となるには理由があり
『マイナーメーカー』且つ『マイナー機体』更に『元値が低価格』
というところから、この機体が売値400円となっておりました(^^; 市場の販売価格が800円なので、納得のお値打ち価格!!
これらが、マイナーキットが積まれていく理由なんですよ。。。完成後の落札が買値の数倍になってくれると嬉しいんですけどねぇ。
話が少しズレてしまいました、本題に戻りますね。
まず、機体のご紹介。。。
なかなか特徴あるデザインながらも、ソコソコ美しいフォルムですよねぇ。涙滴型キャノピーから機体後方に流れる線が凄く良い感じです♪
(↓) では取説の機体紹介から。。。
なるほど。。。そもそもWWⅡ後のジェット聡明に開発された機体で、生産数は280機かぁ、そこそこ生産してますね。主に練習機として使われててこれで訓練したパイロットが、Yak-17やMig-15操縦課程に移行していったんですね。
開発時期は1946年、この年に開発されたジェット機はYak-15だけでなく、La-152や、Mig-9も同年に開発されています。しかしながら政治的な理由でMig-9が初飛行するまで、飛べなかったとか。。。まぁ当時のあるあるなんでしょうね。
実は、写真でご紹介ができないのですが、このYak-15とLa-152は機体フォルムは結構似ています。ややLa-152のほうがズングリムックリしてるかな? 好みは分かれますが、このYak-15のほうがスリムで好きかなぁ。
全長は9.2mですか。。。随分と小ぶりな機体ですね。
スーパーの駐車場の一般的なサイズが5.5mなので、区画2台分より小さいということですもんね。さらに全長からイメージするジェットエンジン全長も3m強くらいか。。。で、Max速度:435マイル (696km/h)ですか。。。
えっ?遅いのか?(笑) 。まぁ練習機ですからね (^^;
ではキット内容の紹介です。うん、アッサリですね (笑) こちらは想定内!
モールドもほぼ無いかなぁ、箱絵の密度感に比べると、キットのモールドは95%減の密度感。数本程度の凸モールドが、かろうじて存在しています (笑) 。こちらは、どのみちスジボリしなおすから問題なし。
(↓) パーツ構成もホント必要最少源です。エンジン吸気部はコーンのみ、もうエンジンブレードなんて表現されてなくても良いですよね!(笑) どうせ隠れて見えないし!
(↓) ちょっと座るのに勇気が要りそうなシートデザインも素敵だねぇ。キットデザイナーの想像のたまものですね (^^; もう、どんどん来てください、ベースの形があるだけで十分満足ですので。。。(涙)
(↓) 試しに仮組みしてみました、どうも翼の付け根についている接続用ボスは、主翼の位置と角度を保持するものではなさそうですね。えぇ、これで十分です よ (^^)
(↓) なんと、涙滴形状の拡大レンズも付いてました! これでコックピットの作り込みをしても安心です! レンズ効果で計器盤の細かなディティールも十分にアピールできますもんね。それにあり得ない凹凸を持つ操縦席もしっかり見れますヨ! (少し壊れつつあります (^^; )
(↓) 取説も、当然といえば当然ですね。シンプルで良いです。
(↓) それでは、機体側面です。。。
あれれ、ちょっとこれはカッコいいぞ! キャノピーと機体後方のフォルムさえ修正すれば、美しく化けちゃうかもしれませんね。
うん、カッコ良いです!
(↓) 平面デザインは、やはりベース機体であるYak-3の形状をしていますね。特徴的な主翼前縁形状がいかにも、ソ連機って感じです。
(↓) 前面は少し寂しいかな? 割愛されたエンジンブレードと増槽なんか付いていると、メリハリが出てカッコ良くなるかもしれませんね。
(↓) 少し尾翼のデザインが違うかな? 実機はもう少し前縁は立っていますね。製作時は修正してきますね。
(↓) 機体色は3タイプか。。。機体の美しいフォルムが生きてくるのは、やはり『赤』『銀』かなぁ。
色々と手を入れたい箇所が多いですが、キットが出してくれている美しいフォルムを活かすことができれば、良い作品になりそうな気がします。
さて、元値400円がいったいいくらの価値として認めて頂けるのか。。。? 少し楽しみなキットではあります。
今回の投稿は以上です、それではまた!