フィギュア塗装 髪の表現

今回はフィギュアの製作状況をご報告しますね、
◆髪型の修正
◆人肌の塗装
こちらが、今週の目次となります。

◆髪型の修正
ところで、そもそもオリジナルキットはヘルメットを被る状態を完成形としています。なので髪形の再現をしない限りでは、(↓)にある通り『落ち武者さん』になっちゃうんですよ(笑)。

という事で、前回までに大まかな髪型の表現をしましたのですが、イマイチ不自然さが残ってしまってます。。。今回は、こちらに再度修正を加えていきますね (^^)

では写真に戻ります。右側の写真。。。一見ボリューミーに見えるのですが、なんだか被された感が(笑) 。もう少しボリュームを上げつつ自然な流れをつけていきたいところです。。。

そう言えば私、いままで女性の髪型をマジマジと観察することも正直ありませんでした(笑) なので髪型を作りたくともイメージが全く湧いてこないんですよねぇ、これが (^^;

たぶん、このまま突っ走って製作すると、後から収拾付かなくなりそうなので、お手本とするモデルを定めてマルっとコピーしていくことにしますね (^^; 新たにデザインすることなんて絶対にムリ! (笑)

で、お手本とするのは『マリリン・モンロー』! そもそも、ベースキットの時代設定は第二次大戦期を想定しているようです。しかしその時代の写真を検索すると当時の髪型は、少しおとなしめのものが多い気がします。なので少しダイナミックになってきた大戦後の髪型をお手本にしていきますね。

ところで『マリリン・モンロー』の髪型って、全体的にいくつかのウェーブが連なっているのが特徴ですよね。

(↓)なので、細かくブロック化したエポパテをウェーブ毎に追加していくことにします。でも、全体のバランスを見ながらの追加なんで結構難しいもんですね。

(↓) どうでしょう、少し髪型の動きが出てきた感じがしませんか?(^^)

◆人肌の塗装
ではここで、少しばかりご注意を。。。そもそもですが、私のフィギュア製作の実績は、2体ほどでございます (^^; なので色々と手順ぽい書き方をしているのですが、これは『こうすれば』→『こうなった』のご紹介程度のものだとご理解頂けると幸いです m(_ _)m

では、下地塗装から。。。
下地塗装に使う塗料なんですが、(↓) エポパテ部分の塗装剥離が怖いのでプライマーサーフェイサー1000で下地塗装しています。気を付けるべきは、出来るだけ『薄く』『均一』に。。。ですね (^^)

それでは、肌の塗装に入っていきますね。
こちらの使用塗料は (↓) の2色 + 赤色になります。前回の1/35フィギュアはアクリル筆塗りでしたが、今回はラッカーをエアブラシで塗装する事にしました。

というのも、やはり1/24は塗装面が広い!! 今の私にはこの広い面を均一な塗膜で筆塗りする技術力がないので、ここは無理せずエアブラシを選択です (笑)

(↓) まずは、ラッカー(No.112)で1層目を塗装。うん、これはこれで、アニメキャラクターを思わせる発色です、とても人肌には見えませんねぇ (笑)

(↓) 次に色合いに変化を与えるため、皮膚が薄くなったり赤みが濃く見える部分をラッカー(赤)希釈率11倍 を用いて色付けしていきます。こちらは0.2mmエアブラシを用いて、少しづつ色合いを観察しながら赤色を重ねる感じで。

次の3層目は、ラッカーNo 112 : 111 を 25 : 75%くらいの比率 (明るめの111を多めに) で混色し上塗りしています。こちらも0.2mmエアブラシを用いで2層目の赤みの発色を残しながら。。。

(↓) まぁ、良い感じゃないでしょうか? 少し赤みが残る白めの人肌色になったような気がしますね。このあと4層目にアクリル, エナメルで濃淡を追加していくことにしますね。

1/24の大きさはこんな感じ。。。やはり1/35と比べると随分と大きいですねぇ、その分ごまかしが効かないという事ですか。。。(^^;

続いてビキニの塗装です。箱絵のように濃緑色で塗ろうかと思ったのですが、もともとぽっちゃり目の体形なので、黒色のほうが締まるかな? との思いで、この配色としています。

で。。。塗ってみると。。。

あれっ? 太った? それに、なんか足短くなってないですか?

う~ん、どうもおばさんパンツが大きすぎて、腰回りの印象(見た目の面積)が強いのかもしれませんね。こちらは両足の捲り上げ部分の色を変え、ベルト色を塗っていけば少し締まってきそうです。

足が短く見えたのも、ヒールの色を黒にしてしまったので寸詰まり感が出ちゃったんでしょうね。こちらは『白』『銀』『グレー』の配色に置き換えて修正していきます。こうやって見ると配色のバランスって難しいですよね (^^;

今回の投稿は以上となります、それではまた。

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週末から何日か経ち、改めてフィギュアを眺めるとアラがチラホラと見えてきますね (^^;

例えば、
お肌が乾燥する季節によくあるヒビ割れ。。。

傷跡を思わせるパーティングラインの盛り上がり。。。

ボディライン加工時のキサゲ刃先の削り跡や、

まるで吹き出物のような首元の凹凸。。。

うら若き女性なのに、老婆のように深く刻まれる上唇のシワ。。。などなど。。。 (涙)

う〜ん、見過ごせないなぁ。。。
明らかに下地処理の見落としです。。。どうしょう (^^;

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。。。いってらっしゃい・・・ (^^;

下地処理から出直してきます、再開はまた後日です (笑) それではまた。

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あっ、お帰りなさい。大変申し訳ありませんが、お出番まで少々お待ち下さい (^^;