1/48 16式機動戦闘車 (11) 迷彩塗装
◆投稿予定:9月末
今週の目次
◆迷彩塗装
◆砲炎光の製作(前準備)
となります。
◆車体塗装:
先週は下地塗装まで終えているので、今週は本体塗装(迷彩塗装)を進めていきますね。
さてさて、この迷彩塗装をサーフェイサーの上に直接塗装するのも良いのですが、単純に塗装面を同一色で塗ってしまうと少し情報が足らない感じがしています。実車の塗装面を良く見ると均一な塗装色ではなく少なからず塗装ムラ(汚れかも?)を持っていますものね(^^)。なので、このムラを再現するために下地塗装上にマダラ模様を予めいれておきます。
マダラ模様といっても特に凝ったことはしていません、ノズル径Φ0.2mmのエアブラシを用いて薄くラッカー(黒)を渦巻状に選描きするのみです(^^;
このマダラ模様の色についてですが、下地色がグレーの時は『黒』、黒色の時は『白』を塗っていきます。また、タイヤの側面の塗装は側面に(↓)のようにリング状に模様を追加しました。
それでは本塗装に入りますね。まずは、取説に従い茶の部分を塗っていきます。この茶の部分、取説では茶色(陸上自衛隊色)となっています。。。専用の塗装色を購入する事もありかと思うのですが、実機色をそのまま塗ると少し茶が強くでるような印象を持ちます。
というのも、現実の空間で1/48サイズ相当の車両を眺めると、おそらく20mくらい離れたところから見ている状態に近いかなと思います。この20m離れた時に見える茶色は、1mの距離で見えるそれより、対象物との間に空気を挟む分、少し薄く見える感じがしますよね(^^)
総火演で撮影した写真も、思うほど茶系が強く出ておらず全体的にトーンが落ちた感じにも見えます。ということから、専用色を使わずに調色した色を塗装する事にしました。
(↓)の茶色は、ラッカー(デッキタン:3, 艦底色: 1, ダークグリーン:1)を調色した色です、これを下のマダラが薄く透ける程度に塗装していきます。少し明るい気がしますが、後ほど施すウェザリングで、全体のトーンが落ちてくると思うので、これで良しとしますね(^^)
さて、次に濃緑色との境界線をマスキングしていきます。最近はより曲率が取れるマスキングテープが売られていますが、まだ使用中のものが残っているので従来品を使っていきます。その分手間はかかりますが、捨てるには勿体ないので。。。(^^;
このマスキングテープ、ビニール製のため多少の曲率は確保できるのでソコソコ使い勝手はよいです。ですが、迷彩塗装のような複雑な曲率を描ける程のものではないので、予めマスキングテープに短冊上の切れ目をいれておいて、より大きな曲率に対応できるようにしておきます(↓左)。
境界のテープを貼り付けたあとは、茶の部分のマスキングを更に行っていきます。三菱F-1の時に比べれば迷彩の色数も境界の数も少なく意外とラクチンですね(^^)
マスキング完了!!
ついでに、ホイール塗装用マスキングも一緒に。。。今までこのようなホイール部のマスキングは先ほどの曲率テープを用いていたんですが、サークルカッターを買ってからは凄くラクチン!! あっという間にマスキングできました(^^)
残りの迷彩色である濃緑色・タイヤブラックを塗って基本塗装は完成です。
う~ん、やっぱり茶が薄い気がするけど実車と同じ色合いだからOK!それに、下地のマダラ模様も薄っすらと見え隠れして良い仕上がりになっていますね(^^)
◆砲炎光の製作 (前準備)
『砲炎光の製作? LEDの周辺に綿を巻くだけでは?』と思われている方も居られるかと思います。
実は、このジオラマの粗案を考えた当初は、この砲炎光を上のように綿のみで再現するつもりでいました。ただ綿を用いると、(↓)のように何層か綿が重なった部位が影のように見えてします。砲口から放射上に膨らむ砲炎の再現なのに影が見えてしまうのはねぇ。。。(^^; それにLEDが熱を持った時の事故も怖いですしね (実際はヒューズも付けて安全対策は十分に施す予定ですが)
これらの対策として考える製作案は『バキュームフォームで砲炎の形状に似せて作ったカバーでLEDを覆い』『更にそのカバーの外周に綿を薄く貼り付ける』というものです。これでより自然な砲炎の表現ができるのではと目論んでいます(^^)
という事で、さっそくバキュームフォーム機の製作です(まずはここから(^^;)
ところで、自作バキュームフォーム装置は製作は、多くの方が手順を挙げられているので、それを参考にさせてもらい出来るだけ低コストで製作することにしまました。100均をフル活用した結果、かかった費用は。。。総額『800円』!!
かなり安く出来ちゃいました(^^)
<材料の内訳は>
・ツールBox (100円)
・吸引ノズル (100円)
・隙間テープ (100円)
・パンチングメタル (500円 アマゾン)
その他、ホットボンド,接着剤は既に持つありものを活用しています。
つづいて、型となる砲炎形状の再現を紙粘土を用いて作ってみました、結果は。。。あえなく失敗(^^;
再現した砲炎は、あまりにも重くて、硬い物体となっちゃいました。。。これに更に砲炎の凹凸を追加し、更に型抜きするために、半分に割ると思うとかなり難儀しそうすねぇ。多分スタイロフォームをベースにして作った方がまだ作業しやすいかも。。。
はい、やり直し!!
車体塗装+砲炎製作は以上です、それではまた。