1/48 16式機動戦闘車 (5) 車体製作 その3
◆出品予定:9月
さて引き続き車体組立を行っていきます。
今週の目次は
◆ヘッドライト、テールライト再現
◆主砲の電飾化に向けて
となります。
◆ヘッドライト、テールライト再現
今回作品では色々と電飾を組み込む予定です。砲炎光もその一つですが、さらにヘッドライト・テールライトも点灯させるつもりなので、今週はそれらの下準備をしていきますね。
それではヘッドライトから。。。この車両、初期型は丸型1灯でしたが、その後デザイン変更がなされて最新仕様ではLED2灯に置き換わっています。
今回は少し大変ですが、この2灯のリフレクタ部から作っていきます。
まずは、0.5mm厚プラバンを切出し、(↓)のような枠組みを作っていきます。
って簡単に言いますけど、中々ビシッと枠組みを組むのは難しいものですよねぇ(^^; 。。。
思うのですが、この枠組みの難しさって『決められた幅の部材を切出して隙間なく埋める』これなんですよね。で、そのようなときに私は、(↓)のディバイダーを用いています。これ、使えますよ~。
(↓)写真のように切り出したい幅をデバイダーで合わせておき、切り出したい部材にそれを転写(少し長め)すれば、欲しい長さの部材が切り出せます。
あとはヤスリで削りながらビッタリ合う長さに調整すればOK。うん、ラクチン! お勧めです(^^)
では続きです。
(↓)リフレクター枠組みができたら、エポキシパテで外周に肉盛りしていきます。ここで、エポパテで肉盛りをする理由はなんですが、
ヘッドライト・テールライトのリフレクターが埋め込まれた前面・後面パネルは、最終的に車体の定位置にはめ込む必要がありますよね。
しかし、一方で、そもそも車体側のオリジナル形状はそんな広いスペースなんて有るはずもなく、結局は車体側(取代)とリフレクター側(出代)の干渉部分の削り込みと嵌め合わせで、フィットさせる必要があります。
この時にエポパテで肉盛しておかないと、折角作ったリフレクターが削り作業中に崩壊することって、やっぱ起こりえますよねぇ。。。
(この手の失敗を私はよくするんですよ (^^; )
なので、手直しの手間を抑えるためにも、ここは念入りに肉盛りを。。。
で完成した姿が(↓)です。どうでしょう、いい感じかな?
ふぅー、今日はこれが精いっぱいです(^^;
残念ながらLEDの仕込みは来週持ち越しになりそうですね。製作を続けるには小サイズLEDと車幅灯用の光ファイバーも必要だし。。。
いざ!ダイソーへ!!!(笑)
◆主砲の電飾化に向けて
まず準備として前回分解した100均懐中電灯のLED基盤から、LED単体を抜き取っていきます。
やり方は。。。愚直にハンダを溶かして、ハンダ吸い取り線で基盤上のハンダを吸い取るのみ!!
で、取り出したLEDが壊れてないかを、マルチメータで一応見ておきましょう。うん、何とか生きてますねぇ(^^)
実は、このLEDはΦ5mmのタイプなので砲塔周辺に取り付けるには少し大きいんですよね。なので、思い切って先端をカットします。
やり方は、ドリルでLEDをチャックし回転させながらプラ用ノコギリを押し当て線溝を作ります。あとはニッパーでパチリと切断すれが完了!(かなり強引)
ふぅー、まずは4つ終わりました(↓)。所要時間(10分) 。。。
頑張って加工しましたが、ずいぶんと不揃いですねぇ(^^;
あっ、LEDの表面部が少しつや消し状態になっているのは、ワザと面を粗くして発光時の光の拡散を狙っています。上手く行くかは不明ですが。。。
さてさて、砲身先端へのLED配置なんですが、(↓)のような構成を考えています。すこしいびつな配置に見えますか?
実は理由がありまして。。。今回、砲炎を大きく二つに分け『マズルブレーキから後方に噴き出す炎』『砲口から前方に噴き出す炎』のそれぞれを電飾表現したいと思っています。
で、これを1列のLEDで表現するのは困難なため、LEDを前後に向けたこの配置としています。
で、一体どうやって給電するの?
って思いますよね。
はいはい、買ってきましたよ!! Φ3mmの銅管!
外側が(-)端子, 中央が(+)端子。何とかこれで繋げてみようと思います。上手くいくかは不明ですが。。。(今日2回目の弱気発言 (^^; )
色々と課題は山積みですが、なんとか知恵をだしこの課題をクリアしていきたいものですねぇ(^^) それではまた。