完成品の梱包方法

プラモデルの完成品を落札頂いたあとは、最後の大仕事『梱包出荷』が残ってますよね(^^; 私のブログの中では制作過程と完成品写真はガッツリ投稿するのですが、そういえば梱包のやり方までは乗せていなかったので、今回は『私の梱包方法』をご紹介しますね。

私の作品を評価し落札頂いた落札者様をがっかりさせないためにも、発送中に作品が壊れたり、傷がついたりすることは絶対に避けたいと思っています。なので少し過剰感があるかもしれませんが、安心の余裕代を付けておきたいため次の仕様としています。

それでは本題、一般的に想定する輸送中の商品へのダメージは『衝撃によるもの』『接触やこすれによるもの』『水なのど液体の流入によるもの』が想定されますよね。商品の梱包はこれらの問題が発生しても商品の状態が変化しない事が求められます。これらを踏まえたうえでこの仕様にいたりました。

◆梱包 : 梱包で使う材料は、食器洗い用スポンジ(もちろん100均!)、段ボール、発砲スチロール、ホットボンド(by Daiso)、ビニール袋、マスキングテープ、が必要になってきます。

①↓写真のようにスポンジで土台を作り、作品が上手く収まるようにスポンジに切り欠きを入れていきます。隼を例にすると主翼の両端・胴体後方の3点で受けることとし、『翼の形状』『胴体の形状』に合わせて切り欠き(凹み形状)を入れています。それぞれの切り欠きの役割は『左右主翼の受け部』で前後の動きを抑え、『胴体後方の受け部』で左右の動きを抑える感じです(^^) また、キットが底板と接触しないようスポンジ高さは十分に取るようにすることも必要ですね。

②切り欠きの形状がきまったら、ホットボンドで底板+スポンジを接着していきます。粘着力は申し分なく強く引っ張っても接着部が剥がれたり、動くようなことは、まずありません。

③受け部ができたらキットをセット、浮き上がりを抑えるスポンジをキットの上面にのせてマスキングテープで固定します。マスキングテープは引っ張りながら底板の裏側まで廻りこませて貼付けておけば、おのずとキットを取り囲むスポンジが圧縮されガッチリとキットをホールドしてくれるようになります。

④次に底板の四隅に発砲スチロールの柱をたてます。こちらもホットボンドで固定です。接着ができたら屋根板となる段ボールを切出し、4柱の上に乗せたうえでマスキングテープで上下から挟み込むように貼り付けて固定をしていきます。

ここまで出来たら、輸送を想定したイジワルトライです!!梱包品を上下左右にブンブン振り回し、キットがスポンジ上で動いていない事をしっかりと確認。あっ、この段階でキットが脱落し壊れてしまったら元の子もないので、ブンブン回しの前にキットが固定されているか手で押して確認する事も忘れずに。。。

問題なければ、取説を同封(落札者様にとってはこれが結構大事ですよね)し、ビニール袋に入れて袋の開口部を閉じておきます。

これで内部梱包は終わりです、後は↓のように、このサイズが入る段ボール箱を準備し,その中にキットを梱包したもの収納すればOK!! 段ボール箱内で内部梱包が動かないように、エアクッション(プチプチのこと、もち100均!)を詰めておくことも忘れずに。。。

以上が『私の梱包方法』となります。どうでしたか? あとは無事に到着するのを祈るのみです(^^)

完成品の梱包は以上となります、それではまた。