1/48 隼Ⅱ型 (14) 細部塗装 その1
◆出品予定:5月末
◆機体上面:機体の細部塗装の続きです。まずは操縦席前後の反射防止塗装部の塗装を行っていきます。こちらはラッカー(つや消し黒)で塗装しますが、特に気を付けたのは操縦席後部の絞りラインについてです。この部位はキャノピーを後ろにスライドし『開』状態とした時に、キャノピー下端の外周部から黒塗装部がはみ出さないようにしておく必要があります。このため塗装ラインを決める時にはキャノピー仮付け・様子見して位置出しをしていきました。
↓塗装後にキャノピーを乗せ全体のバランスを確認します。いいですね(^^)
◆識別ライン:次に機体前縁の識別ライン(黄色の帯塗装)を塗装に移りますが、ここでまたポカミスを見つけちゃいました。。。というのも、主翼前縁の付け根部の外板は資料を見ると一体部品となっていますよね。ですが、制作品では分割ラインが入っています。。。これはパーツを分割する上で止むを得ないのですが、これでは肉太な主翼前縁部の特徴が強調できなくなってしまうので、塗装後の修正作業となるのですが頑張ってみます。
まずはラッカー薄め液で溶いたパテを薄く盛り付け、800番紙やすりで少しづつ削っていきます。このときヤスリが他の塗装部位に接触しないよう、あせらず慎重に。。。
↓は作業完了後です。盛り上がるような主翼付け根のラインが強調できてますね。これならOKです(^^)。
◆主脚格納部・他:こちらは複雑な形状で時間がかかりますが手を抜かずマスキングして、ラッカー(青竹色)を塗装していきます。いつもなんですが塗装を終えマスキングを剥がす瞬間ってワクワクしますよね(^^)
↓うん、いい感じ! 過去の投稿を読まれた方はご存知だと思いますが、主脚格納部の付け根から出ている銅線は操縦席用照明の電源供給線になります。こちらの制作の続きはまた後日投稿としますね。
さてさて、一旦全体の状態を確認してみます。撮影はマダラ模様部の輪郭を強調するために窓際で屋外光を光源にして行ってみました。マダラ模様が強調されて、凄く格好イイですね(^^)。
↓操縦席からエンジンカウル前縁に繋がるラインも非常に美しい。。。鳥肌ものですね(^^)
機体塗装その4は以上です、それではまた。