1/48 16式機動戦闘車(1) レビュー
◆出品予定:未定
今週は休日出勤もあって進展は少ないため1/48隼の制作記の掲載はお休みとさせて頂いて、代わりに積みキットのレビューを投稿しますね。
今回紹介するのは、陸上自衛隊 1/48 16式機動戦闘車です!
10式戦車の洗練されたデザインも格好良いのですが、この16式戦闘車は、駆動方式が無限軌道から8輪走行になったことで、駆動部分の見た目の躍動感が溢れるれる一方、車体上部には重厚感たっぷりの砲塔が鎮座する独特なデザインになってます。結構アンバランス感がありますね。
でも実は、これがこの車両の魅力的なんですよねぇ(^^)
さてさて、キットの紹介です。まずは素敵な箱絵から。。。
こちらの背景から想像するに、富士総合火力演習でのワンシーンを描いている感じがしますね、これはこれで迫力がある構図ですね。
実は、このキットも完成形はジオラマ仕上げとしたいと思ってます。単純にジオラマベースにこのキットを乗せただけだと、多分この箱絵の状態となってしまうということなんでしょうね。
ん〜、もう少し動きがほしいかなぁ (^^;
では各パーツのご紹介。。。
(↓)車体パーツはこんな感じです。尺度は1/48なのですが、各パーツを見ると、結構大きく感じてしまいますね。
ランナー上の左端の車体上面のサイズは160×60mmほどです。私がいつも使う100均のジオラマベースなら車体を置いて更に車体周辺の造形も並べられそうです。卓上に小さく飾れる丁度良いサイズ感が1/48なのかもしれませんね(^^)。
では各パーツを観察しましょう。
うん、モールドは繊細で素晴らしいです。特に車体上面の随所にザラザラとした表面仕上げは、おそらく実車にある滑り止め加工部を表現しているのでしょう。これらもリアリティがあって中々良い感じです。
ただ、これをどのように塗装仕上げするのかが悩みところですね (^^;
さて、操縦席のモールドですが、さすがにペリスコープは透明パーツとはなっていませんねぇ、1/48 なら当然か(^^;
このペリスコープについては、ベース色を黒として偏光シートを貼れば実車っぽくなりそうです。
迷彩塗装の中にキラリと反射して見えるペリスコープ。。。
ちょっと格好良くないですか?
さてさて、要となる砲塔パーツは6分割構成となっています。気になる砲塔のサイズ感は。。。砲身を除くと全長は90mm程度と、なかなかの存在感を出してます。
一方で、ランナーの中央に配置してあるのが砲身になります、こちらは中空ではなく身が詰まった中実一体成形ですね。
実は1/48 隼にて、LED電飾化の面白さに気づいてしまい、このキットもLEDによる射撃シーンのジオラマ表現に挑戦してみようと目下企んでいるところです。
しかしながら、こちらの中実砲身だと配線が通せないんですよね。砲炎を点灯させるには、何かもっと工夫が必要だなぁ。。。
さて、どうしょう?
・砲身の軸方向に配線用に溝を掘って配索べきか?
・中空の部品から砲塔を自作するか?。。。
う〜ん、悩ましいですねぇ。。。
でも、この考えている時間が結構楽しいんですけどね(^^)。
(↓) さて、こちらは足回り部品です。
先程もお話したとおり今回の作品はジオラマとするつもりです。で、このジオラマのテーマは。。。
『急旋回中の射撃シーン』!!
いゃ〜、格好良いですよね!
ちょっと悩ましいのが、急旋回中は車体って遠心力で外側に大きくロールすることになりますよね。実はこの時のアブソーバの『 外輪側の縮み』『 内輪側の伸び』までもを表現できれば。。。と考えてます(^^)
さてさて、足回り部のパーツを見てみましょう。当然ながらガッツリ固定された『非』可動の状態ですよねぇ (^^;
さきほどのロールを再現するためには、 (↓)のように固定フレームでは、さすがに表現に限界があります。。。
ここは分割し動きをつけるしかないか。。。
いゃー、一体どのように仕上がるだろ楽しみ!!(笑)
(↓) さてさて、こちらは、ホイールと艤装品関係です。
残念ながらタイヤはゴム製なんですよね。実はゴム部品へのウェザリングは試したことが無いので少し不安なところがあります。。。
というのも、こちらのキットも最終的に商品化したい思っています。そのため購入後の経年劣化(加水分解)などでウェザリング表面が劣化し鑑賞に耐えられなくならないか?というのが、これら心配の所以なんですよ。
やっぱり末長く鑑賞できるほうがイイですからね(^^)。最悪、型取りをしてレジン化する事も考えておきます。
あっ、そうそう。よく見るとこのキットにはフィギュアまで付いてるんですよねぇ。このフィギュア、1/48でこの繊細なディテールとはかなり驚きです。
ただこんな繊細なディテールに私の塗装技量が追いつくのか?
いやそもそも射撃時に砲塔から体を突き出すのか?
色々悩み・迷うところはありますが制作開始までの課題としておきます(^^)
では16式軌道戦闘車のレビューは以上です、それではまた。