1/48 三菱 F-1 (17) 最終組立

◆出品:1月10日

◆完成に向け最終組立に入ります。もう残るは数工程となってしまい終われる事に対しホッとしているのが半分、終わってしまうのが名残惜しいのが半分、のような複雑な気持ちです。

ここまで工程が進むと直接手で持つことはなく常にティッシュで包んで持っています。以前カーモデルを制作していた時にせっかく研ぎだしたクリアー塗装面を素手で持ち溶かしてしまった事があったので、飛行機モデルにおいても同様のミスを犯さないよう極力素手持ちは避けるようにしています。

主脚格納扉も取り付けました。オリジナルのパーツの端面には段付きは存在しないのですが、実機っぽくみせるため段付きに削り出しています。さらに赤色を差す事で扉パネル部の薄板具合を強調しています。

残作業として残っていた計器盤上面の追加メーター類にも配線を追加していきます。

0.5mm 配線パーツを活用しメーター背面と表示灯背面に接着します。

配線はそのままだと尻切れ状態となりますので、計器盤前面の保護カバー内に格納されている状態を表現するため、エポパテで配線上面を覆っているカバーを再現します。写真に写っているのは造形用のスパチュラです、これがあると細かな造形が作りやすくなり凄く助かります。ただエポパテは造形時にスパチュラに引っ付きやすいので、スパチュラを水に浸して湿らせた状態で作業すると作業がはかどります。

エポパテを塗装したのが下の写真です、エナメルグレー+ホワイトでドライブラシを施して皺部分を強調します。ついでにHUDも取付けました。材料はコンビニ弁当の蓋を切り出したものです。というのも0.3㎜ 透明プラバンでも板厚が厚く見えてしまい周辺パーツとのスケール感の一体性が崩れてしまうので、ありものの弁当の蓋を活用しています。この弁当の蓋ならおそらく板厚0.1㎜程度なので、これくらいなら違和感なく見る事ができますね。

次は主脚ライト部の塗装と接着です。このライト部品はクリアパーツ部品1つで作られてます。ライト内部のリフレクタの反射度合いをいかにあげ、かつライトのボディー部分をどう魅せるかを悩みましたが、①ラッカー塗料のメッキシルバーネクストを塗装、②サーフェイサー黒を2回塗装、③サーフェイサーグレーを2回塗装し背面の塗膜厚みを増すことでボディを表現しながらリフレクタ反射度合いも確保しました。写真を見る限り良い感じで反射しており満足してます(^^)

最終組立ては以上です、それではまた。

前の投稿へ移動 / 次の投稿へ移動