写真撮影Tips

実機感が出るように撮影するのは難しいですね。いつも私は自作撮影ブースの中で悪戦苦闘しています。その中で驚く事は光源の位置による陰影の違いで、こうも印象が変わるのか?という事です。

例としてあげるのは下のカーモデル。光源位置は手前から車体側面に当てるように撮影しました。どうです?全体がメリハリがないのっぺりした絵になってますね。

車体上面も同じように陰影が出にくい光源の位置で撮影しました。こちらもややのっぺりしていますね。

次に実機感が出る方策です。下の写真は影が出るように光源の位置を変えて撮影しました。光源は先程の位置よりやや上方に移動。車体側面部に影が出るような位置で。

上面写真もやや上方の位置を移動させ、これも陰影が出るように。

どうでしょう。陰影が出る事で線・面、明・暗が生まれ、また奥行きが出る事で、結果として目に入ってくる情報が増えたように見えますでしょうか?ここに私達がモデルに加えた面の粗さや艶、色彩(汚れ表現)も加わる事でより実機感が出るのかな?と考えてます。ただこれは表現の一面であり、まだまだ奥が深そうですね。

個人的な気付きのご紹介でした、それではまた。