1/350 Uボート Type9-A(HobbyBoss)レビュー

F-14製作記は、またまたお休みとさせて下さい。
この製作記の続きを気にされて訪問されていらっしゃる方には、がっかりさせてしまって申し訳ありません。お詫びいたします m(_ _)m

それから、定期的にご来訪頂いている方は既にお分かりになった方もいらっしゃるかもしれませんが、先週より、ブログ内に広告(グーグル・アドセンス)を掲載することに致しました。

そもそもグーグル・アドセンスは、申請しても中々審査が通らないと見聞きしていたため、

『こんな洗練されてないブログは、どのみち門前払いでしょ! まぁ、ダメもとで。。。』
との軽い気持ちで申請したところ、翌日には利用開始の案内を頂いてしまいました (^^;

ん~、審査基準が良く分からないですが、何はともあれグーグルさん、承認して頂きありがとうございます!! とは言いながらも、ちょっとえげつない広告 ( マンガ系 ) ( 美容系 ) が表示されるのも好きではないので、掲載内容を吟味しながら広告表示をさせて頂くことにしますね。

そもそも、訪問して頂ける方は広告を見に来られる訳ではないので。。。
このあたりは、本文と広告の表示比率に気を付けながら、嫌悪感を持たれないように気を付けて行きたいものですね (^^)

それでは本題に戻ります。

今回ご紹介するのは、ドイツ海軍 Uボート 9型です。

なんとサイズは1/350!
『 いや~、私もとうとう、このサイズに手を出すようになってきたか。。。』

と感慨深く思っていたのですが、Uボートくらいの艦体サイズだと1/350クラスでも219mmなんですねぇ。つまり1/700だろうと1/350だろうと、どちらも手のひらサイズであることは変わらないようです。

どうりでリサイクルショップで700円で売られているわけか。。。

やはり、この艦艇で圧倒されるサイズ感に見えてくるのは1/144 ( 全長約500mm ) くらいなんでしょうね。ということで小ぶりではありますが、こちらのキットのご紹介をしていきます。

キットの構成は ( ↓ ) の通り、もともとが潜水艦なので構成パーツ数は少ないと思っていましたが、やはり1/350であったとしても艦上の構造物が少ないからなのか、思うほどパーツ数は多く設定されていないです。

せめて、艦橋上の細かなパーツ類が再現されていると、ちょっと目を引いて良さそうだったんですけどね。まぁ、このあたり足らずまいは自作していくという事で。。。

( ↓ ) 組立説明書も判りやすくていい感じです。

( ↓ ) それでは各パーツのディテールを見ていきましょうか。
まず兵装から。。。こちら、左右大きさが違うので、おそらく左が105mm単装砲で、右が30mm機関砲なんでしょうね。

ここで見える105mm単装砲でも、スケールサイズは全長10mmくらいです。実際に、このサイズだと肉眼でも、もう少し細かなディテールまで見えてしまう( 覗けてしまう ) ので、完成形のディテールはこのままとせずレバー類のディテールも追加しておいた方が良いかな?

( ↓ ) こちらは20mm機関銃や、潜望鏡などもろもろのパーツです。そもそも潜望鏡の基部って、こんなあっさり目の構造だったかしら?

こちらは、ちょっと調査が必要ですね。(^^)

( ↓ ) 艦橋パーツ・他です。
う〜ん、艦橋部分はもう少しディテールが欲しいかなぁ。例えば、艦橋の最上部にある『返し』部分なんかは弯曲した形状が表現されていると、思わず『ニヤリ』としちゃいますからね。

そうそうなんと、このキットにはエッチングパーツ( ↓ ) も付属していました!
うん、上のプラ製のパーツと比べると繊細さが格段にあがりますねぇ。エッチングパーツのプレートは合計2枚、それぞれ艦体部品と台座となります。

台座かぁ、ネームプレートは使いたいけど、この台座のデザインでは、船体 ( 船底 ) の艦首から艦尾にわたる流れるような美しい形状が見え辛くなっちゃうんですよね。

うん、これは使わないでおきましょう。

それでは艦体側部品を見てみますか。。。

2~4は船首のワイヤーカッターの部品ですね。9は何だろ?あっこれは錨だね! でも、もう少し立体的だと良いかなぁ。しかしさすがですね、ここまでシャープだとプラ材で作った時のような、モッサリ感がなくて一気にスケール感が増す感じがしますね。

( ↓ ) では側面の全体感です。Uボートは型式によって側面の『フロートのような盛り上がり形状』の有無があるようです。この9型にはそれがないため、こうやって見るとややすっきりした船型に見えますね。

( ↓ ) 後方からです。

イイですねぇ。艦尾に見える魚雷発射管扉 ( 2門 ) が、かなりそそられます。戦艦類と違って、潜水艦模型の場合は、喫水線より下にも兵装類 ( 見どころ! ) があるので、やはりフルハルモデルが映えますね。

( ↓ ) このアングルもいいなぁ。ここにエッチング製の手摺が付くと、シャープでありながらも更にごちゃつき感が出て素敵になりそう!!

( ↓ ) これもいい! 左右側面の艦底に向って幅広に広がるでっぷりした外形がなんとも美しい。。。

( ↓ ) 艦首もいいなぁ。
完成時は魚雷発射管を開いた状態にしておいて、一本は射出された直後を再現し、もう一本は発射管の奥に見える弾頭がチラ見える状態を再現できれば、カッコいいかも!

( ↓ ) 艦橋部分はちょっと分厚さ感が有りますね。ここは削り込みが要りそう。。。

あと、この艦橋に常設される構造物や、フィギュアなんかも乗せておくとグッと情報量が増えて、より楽しめますね。

( ↓ ) 105mm砲も存在感があって素敵です。こちらも砲身を旋回して動きを付けておきたいなぁ、でもさすがに16式機動戦闘車で再現した電飾砲炎は無理でしょう。。。うん、さすがにね (^^;

1/350サイズにLED電飾なんて。。。ホント始めた事を後で絶対に後悔するって!

最後にデカールの紹介です。まぁ、こんなもんですね。。。

あれ? 鉤十字が形がおかしいぞ、中央の十字が別体になってる。。。

あっ、そうか鉤十字を見たくない人達への配慮なんですね。このHobbyBossってメーカーの、国際感覚って凄いね、ちょっと感心しちゃいます。

このキット、サイズは小さいながらも、ディテールとしては申し分ないですね。
完成形はフルハルのままとし、『発射される魚雷』や『艦上のクルー』なんかを再現できると、とても素敵な作品になりそうですよ。

では今週の投稿は以上となります、それではまた!

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